ムトウハップ

ムトウハップ(六一〇ハップ)は昭和2年(1927)に発売されて以来、今もなお売れ続けている超ロングセラーの入浴剤です。六一〇はそのまま六一〇=ムトウと読みます。当時軍の衛生兵であった武藤鉦八郎氏が創始者で、ムトウハップという名前は彼の名前からきています。ムトウハップは疥癬や湿疹に対して、温泉療法と同等の効果があると言われています。
わたしも小さいころムトウハップ使っていた記憶があります。夏、汗をたくさんかく時期になると母が風呂にムトウハップを入れてくれていました。温泉のような独特の硫黄臭がして、このニオイはなかなか癖になります。
先日何気なく薬局へ行ったときに六一〇ハップと書かれた商品を見つけてまだあったのかとビックリしました。
帰宅してからムトウハップを調べてみると、今もなお現役バリバリの商品だということがわかりました。うーむすごいですムトウハップ。

ムトウハップ 湿疹

ムトウハップの成分はイオウとカルシュウムです。これを高熱処理して作るのですが、機械ではなく今も熟達した職人の手によって作られているそうです。医薬品ですから薬局やドラグストアなどにおいてありますが、値段は1本(440g)で450円とすごく安い!ムトウハップ一本で1カ月分使えます。効果はまさに温泉さながらで、しもやけやあかぎれ、あせもや湿疹にきき、湯上りは肌もすべすべになります。水虫にも効果があるそうですね。
また、肌の角質とりにも有効なようです。軽石であるくこするとポロポロとれます。
ちなみにこのムトウハップですが、浴槽の材質によっては使用を控えたほうがよい場合もあるようですね。ステンレスなどの浴槽は、ムトウハップの成分と相性がよくないらしく、使用すると浴槽を痛めるらしいです。
  

ムトウハップ 疥癬

ムトウハップはペットの皮膚の痒みや湿疹の治療にも効果があるといわれ、獣医院でムトウハップをとりいれているところもあるそうです。
また乳幼児や小さいお子さんの皮膚の症状(例えばあせも)に効果があり、夏の暑い時期などには湯船にいれて使うとよいみたいですね。ムトウハップを使うとすぐに体が温まり、肌を清潔にしてくれます。ちなみにムトウハップにはいっている成分であるイオウは肌を乾燥させます。ですから乾燥肌の方は毎日の使用は避けたほうがいいかもしれません。
ムトウハップはお湯に入れるときは10000倍に薄めて使用します。ムトウハップの原液は強アルカリ性ですが、薄めることで中性に近い弱アルカリ性となります。ムトウハップは値段もお手頃でとても使いやすい入浴剤なんです。

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